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WHO-GMP認証とは?
日本への医薬品輸入で必要な理由と確認ポイント

2026年7月 WHO-GMP・品質認証・日本輸入 読了時間:約7分

日本への医薬品・化粧品・栄養補助食品の輸入を検討する際、必ずと言っていいほど出てくるのが「WHO-GMP認証」という言葉です。しかし、この認証が具体的に何を意味するのか、なぜ重要なのか、どのように確認すればよいのかについて詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、WHO-GMP認証の基本的な内容から、日本への輸入における重要性、OEMメーカーを選ぶ際の確認ポイントまで、わかりやすく解説します。

1. WHO-GMPとは何か

WHO-GMP(World Health Organization — Good Manufacturing Practice)とは、世界保健機関(WHO)が定めた医薬品・医療製品の適正製造基準です。製品の品質・安全性・有効性を確保するために、製造工場が満たすべき最低限の基準を定めたものです。

🌍
GMP(Good Manufacturing Practice)とは
  • 製品の品質・安全性・有効性を確保するための製造管理基準
  • 原材料の調達から最終製品の出荷まで全製造工程を対象
  • WHOが発展途上国・先進国共通の基準として策定
  • 現在、100カ国以上がWHO-GMPを採用・準拠
  • 医薬品に限らず、化粧品・栄養補助食品にも適用される

WHO-GMP認証を取得するためには、製造施設がWHOまたは各国の規制当局による査察(インスペクション)を受け、すべての基準を満たしていることが確認される必要があります。認証は定期的な再審査が行われ、継続的に基準を維持することが求められます。

2. なぜ日本輸入でWHO-GMP認証が重要なのか

日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)では、医薬品・化粧品の製造業者に対してGMP基準の遵守が義務付けられています。外国製造工場から日本へ医薬品を輸入する際には、その製造工場がGMPに適合していることを確認することが必要です。

品質保証の証明

GMP認証は製造工程の品質管理が適切に行われていることの第三者保証。輸入時の信頼性・安全性証明として機能します。

薬機法への対応

日本の薬機法では輸入医薬品の製造工場のGMP適合性確認が必要。GMP認証はこの要件を満たすための基本条件。

PMDA審査対応

医薬品製造販売承認申請にはGMP適合性調査が必要。WHO-GMP認証取得工場は審査がスムーズに進みやすい。

ビジネス信頼性

クリニック・販売業者・エンドユーザーへのGMP認証は品質の証明として機能し、製品の市場信頼性を高めます。

3. WHO-GMP認証の主な基準内容

WHO-GMPでは、製造工場が満たすべき基準を以下の主要項目で規定しています:

  • 品質管理システム(QMS)— 品質保証体制・品質管理部門の独立性・文書管理システムの整備
  • 人員・組織 — 十分な資格・経験を持つ人員の配置・定期的なGMPトレーニングの実施
  • 建物・設備 — 製造エリアの適切な設計・クリーンルーム・無菌製造環境の整備・定期的なメンテナンス
  • 原材料管理 — 承認済みサプライヤーからの調達・入荷時検査・適切な保管条件の管理
  • 製造管理 — 標準作業手順書(SOP)に基づく製造・工程内品質確認・製造記録の完全保存
  • 品質試験 — 全成分試験・微生物試験・物理化学試験・最終製品リリース試験の実施
  • バリデーション — 製造工程・洗浄・試験方法の妥当性確認の定期実施
  • 変更管理 — 処方・製造方法・設備変更時の品質影響評価・承認プロセス
  • 逸脱管理 — 製造逸脱・品質事故の記録・調査・是正措置・再発防止策の実施

4. WHO-GMPとISO 9001の違い

WHO-GMPとISO 9001はどちらも品質管理に関する国際基準ですが、その目的・対象・内容には重要な違いがあります。

🏭 WHO-GMP認証

  • 医薬品・化粧品専門の品質基準
  • 製造工程・品質管理を詳細規定
  • 規制当局による査察が必要
  • 製品の安全性・有効性に直結
  • 日本輸入に特に重要
  • 医薬品関連業界では必須

📋 ISO 9001:2015認証

  • 全業種対応の品質マネジメント基準
  • 組織全体の品質管理システムを規定
  • 第三者認証機関による審査
  • 顧客満足・継続的改善に焦点
  • あらゆる業界で活用
  • GMPを補完する認証として機能
推奨:WHO-GMP + ISO 9001両方取得メーカーを選ぶ
  • WHO-GMP:製造品質・安全性の保証
  • ISO 9001:組織全体の品質管理システムの証明
  • 両方取得していることで、より高いレベルの品質保証が担保されます

5. OEMメーカーのGMP認証確認方法

OEMメーカーを選定する際のGMP認証確認の方法を説明します:

GMP証明書の確認

OEMメーカーにGMP証明書(GMP Certificate)の提出を求めます。発行機関・有効期限・対象製品範囲を確認します。

発行機関の確認

GMP証明書を発行した機関が信頼できる規制当局・認定機関であることを確認します(各国の保健省・薬事局など)。

有効期限の確認

GMP認証には有効期限があります。現在も有効な認証であることを確認します。通常1〜3年ごとに更新が必要です。

対象製品範囲の確認

GMP証明書には対象製品カテゴリーが明記されています。希望製品がカバーされているか確認します。

6. GMP認証取得工場が提供できる書類

書類名内容・目的重要度
GMP証明書 工場のGMP認証を証明する規制当局発行書類 必須
分析証明書(COA) バッチごとの成分分析・品質試験結果 必須
安全データシート(MSDS) 製品の安全性・取り扱い情報 必須
製品仕様書 全成分・配合量・品質規格 推奨
安定性試験データ 製品の保存安定性・有効期限根拠 推奨
製造バッチ記録 各製造バッチの製造工程記録 推奨
輸出証明書 輸出許可・原産地証明 推奨

7. Biobaxy JapanのGMP認証体制

Biobaxy Technologies India LLPは、以下の認証・品質体制のもとで製品を製造・供給しています:

  • WHO-GMP認証取得 — インド医薬品規制当局(CDSCO)認定工場
  • ISO 9001:2015認証取得 — 組織全体の品質マネジメントシステム
  • GDP(Good Distribution Practice)準拠 — 適正流通基準への対応
  • 第三者試験機関による品質試験の定期実施
  • 全製品にCOA・MSDS・GMP証明書を提供
  • 安定性試験データ・製品仕様書の完備
  • 日本輸入対応の輸出書類サポート

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